環境を考える

環境

 1970~1980年代、目の前を流れる田舎の小川からは、嗅いだことのないような悪臭が漂い、水中の石には、茶色っぽい藻のようなものが付着し流れに漂っていました。
原因は、川の横にできた工場からの廃水が原因ということは一目瞭然。ただし誰も廃液を垂れ流して、河川が汚染されていくのを黙って見ていました。
 
 同じころ、テレビは連日のように「公害問題」を取り上げていました。工場の煙突からモクモクと煙(後に知ったのですが白いのは殆ど水蒸気で、有害物質含まれているとは限りません)が、排水口からは悪臭を放つ濁った廃液が。これらが河川や海に到達し、工場地帯の周辺の河川や海底には「ヘドロ」と呼ばれる汚泥となり、堆積しその後、周囲に悪臭が。
 
 戦後の復興のためには、経済優先は当然で環境保護など後回し。国民に多少の健康被害が出たとしても、企業も国も見て見ぬふりをしてきたのです。
近年では、先進国と言われる国々ではそのような光景は、ほとんど見られないようですが、まだまだ経済優先を進める国は多いもので、改善の必要な国々は世界中に溢れているようです。
 
 わが国では、「公害対策基本法」から「環境基本法」へと法整備も進み、「公害」と呼ばれた諸問題は規制の徹底と国民の意識の高まりで、かなり改善したようです。
 
人間が生活する上で、環境に負荷を与えないで生活することなど無理な事。環境破壊は、人間が立ち入るから引き起こすのであって、究極の環境保護とは、人間が一切手を加えない、入っていかない。
その一言に尽きると思います。
 
 

 

 


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地球環境

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